レグルスのヒナ4
※レグルスのヒナW※
「一応、父親を確かめとくか」
「え゛…調べるってどうやって?」
綱吉は嫌そうにリボーンに聞くと黒衣の赤ん坊は馬鹿にした目で綱吉に言った。
「つなに聞いたらいいだろ」
(つなに聞くって……ああ、そうか)
そこでやっと合点したのか綱吉は『つな』がバンバンと叩いていた写真に写った人物を一人一人指差して聞くことにした。
綱吉は『つな』が握っている写真を手に取ろうとすると部屋の扉がバンと開き邪魔が入る。
「ガハハハハ、ランボさん登場!!」
そう言いながら、騒がしく入ってこようとしたランボは勢い良く部屋の入り口でこけた。
こけた拍子にランボの頭からコロコロと色んなものが転がる。ランボ愛用の手榴弾…通称パイナップルも転がっていた。
その様子を見て珍しく師弟揃って同時に同じ事を思った。
(……ウザイのが来た)
「ガ・マ・ン」と目に涙を溜めながらランボは起き上がると『つな』は嬉しいそうにランボを指差して
「ランラン!!」
一瞬、綱吉は何のことか分からなかったが、直ぐにランボのことだと思い当たる。
しかし、その呼び名が気にいらなかったのかランボは『つな』にムキになって言い返す。
「ランボさんはランボさんだもんね!!ランランなんて変な名前じゃないもんね!」
「ランラン♪ランラン♪」
綱吉は赤ん坊相手に五歳児がムキになっている姿を見ると妙に情けなくなった。
「ムキ〜、ランボさんは強いんだもんね!そんな弱そうな名前じゃないもんね!」
「おい、こら、ランボそれくらいに」
ツナが止めに入ろうとするが、ランボは『つな』が握っている写真を無理やり奪い、ビリビリと破き窓の外へ捨てた。
「あ〜〜〜!!!!!」
それに悲鳴を上げたのは綱吉の方だった。
綱吉は窓から身を乗り出したが写真の切れ端はヒラヒラと花びらが散るように風に流れていった。
「おま、ランボ!!何てことしてくれるんだよ!!」
「ランボさんは、し・り・ま・せ・ん。その赤ん坊が悪いんですぅ〜」
ランボは悪びれた様子も無く、寧ろふざけた態度で綱吉に返事を返した。
流石の綱吉もこの態度には少し頭に来たのか、言葉を発しようとしたが直ぐ横で写真を奪われた『つな』が泣き声を上げた。
「ふぇ〜、ランラン、や〜」
すると、『つな』は泣きながら床に落ちていたランボの手榴弾を手にとってランボに向かって投げつけた。
「ぴぎゃっ!!」
それは見事にランボの顔に命中しランボは短く悲鳴を上げる。
「………」
「どうやらつなの父親の戦闘能力は高そうだな。とりあえずバカ牛は脱落と」
リボーンはいつの間に作ったのか、守護者達の名前が書かれた紙を手にしており赤ペンでランボの名前の上にでかでかとバツを書いた。
綱吉はもう「はは」っと渇いた笑いしか出てこなかった。
※あとがきみたいなもの※
予定がどんどん延びてゆく。
イーピンとビアンキが出てこない。
…きっとイーピンはブロッコリーのお化けを倒す修行をしに山へ、ビアンキは新たなる食材を求めて川に行ったのですよ。←適当
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